これは、ある冬の日の典型的な北信州の田舎の風景です。
あなたには何が見えますか? どう感じますか?
ブルーシート、錆びて朽ち果てた車、トタンや単管で作られたボロボロの物置…..
どこにでも溢れていて、あまりにも見慣れた光景です。
ときどき、ふと考えます。
私が知らないだけで、もしかしたら、「自宅や畑にはできるだけ醜いものを置かなければならない」という法律が存在するのかもしれません。
身近にあるハッと息をのむような美しい風景を美しいままにしておくのは犯罪なのです。
訪れた人やそこに住む人々が、思わず立ち止まって眺めてしまい仕事の効率化が下がらないように….
家や畑がその美しい風景の一部になってしまわないように…
できるかぎり不自然でカラフルな色を使い、そして自然にかえらないような人工的な材料をふんだんに使用することが推奨されているにちがいありません。
あなたなら、この見えないルールを守り続けていきますか?